ナースなる

看護師になるには?中卒や高卒からの最短コースや、社会人が目指すルートなども解説。

中卒で看護師になる方法まとめ

   

中卒から看護師へ最短で看護師になりたい中学生や、最終学歴が中学卒業の社会人やフリーターの方へ中卒でナースになる方法を紹介します。
いくつかのルートがあるのですが、全部まとめてみました。

早く働きたいなら准看護師

短い期間でなれる准看護師。まずはこちらを目指すのもいいでしょう。実際の仕事内容は看護師とほとんど同じです。
「准看護学校」で2年勉強すれば、受験資格が得られます。合格すれば、18歳で病院などへ准看護師として勤務することができます。准看護師を含めれば、この方法が最短となります。中学3年生が受験できるので、入試問題は高校受験レベルとなっています。ただ実際は高校を卒業した人や、大卒の社会人などが受験することも多く、中卒で合格するのは至難の業と言えるでしょう。
または、「高等学校衛生看護科」で3年(定時制は4年)勉強して受験するという方法もあります。

直接、看護師を目指すなら

「5年一貫看護師養成課程校」へ通うのが、最短ルートで看護師資格を取得する方法です。これは、「看護科」3年、「専攻科」2年の合わせて5年間の一貫したカリキュラムのある高校です。3年間を修了すれば高校卒業の資格が得られます。一貫教育なので、専攻科へ進むための入試もありません。

高卒認定(旧大検)をとる方法も

一般に高認と呼ばれる高等学校卒業程度認定試験。かつての大学入学資格検定(大検)のことです。
国家試験の一種で、この試験に合格すると、高校卒業と同等以上の学力があると認められます。
つまりは高卒と同等に扱われるようになるため、中卒でも、大学や専門学校を受験できるようになるのです。
試験に合格すればよいので、高校へ通う必要はありません。試験は8月と11月の年2回行われています。
高認を取得すれば、看護専門学校看護大学看護短大を受験できるというわけです。

外国で看護師免許

日本でナースとして働くなら、日本の看護師国家試験に合格しなくてはなりません。外国において看護師免許を取得している場合、厚生労働大臣による受験資格認定をクリアすれば看護師国家試験が受けられます。
現在中卒でも、海外でナースになってから日本へ戻ってくるというコースもあるということです。
かなりイレギュラーなため、詳細は控えます。

准看護師から看護師を目指す

中卒の准看護師は、3年以上の実務経験があれば、看護師学校養成所へ入学でき、そこで2年の課程を終えれば看護師国家試験を受けることができます。
10年以上経験がある場合は、通信制で教育を受けられます。
詳しくはこちらをご覧ください。

 

どのルートにせよ、いずれかの看護学校を受験しなくてはなりません。
当たり前ですが、学校へ入るには受験勉強が必要になります。実は国家試験に合格するよりも、看護学校へ入学する方が倍率としては難しいんです。
まずは、看護医療受験の対策講座で受験勉強をしたほうがいいでしょう。

 - 資格取得への道