ナースなる

看護師になるには?中卒や高卒からの最短コースや、社会人が目指すルートなども解説。

目指せ!看護師になるにはどんな方法がある?

人気なのに不足している看護師

子供のなりたい職業ランキングで常に上位の看護師。株式会社キッズスターの2014年の調査では、2歳から7歳の女の子がなりたい職業の「第6位」です。ベネッセの2009年の調査では、小学生女子・中学生女子ともに「第4位」、そして高校生女子では「第3位」となっています。
いつしかあきらめる女優やアイドルと違い、リアルに就きたい仕事だと言えます。
看護職員(准看護師・看護師・保健師・助産師)の就業者数は平成26年で1,603,108人。(厚生労働省医政局看護課調べ)これは、働く女性の20人に1人は看護師であるということになります。にもかかわらず、現在は少子高齢化社会のため、看護師が不足しているのです。

正看護師への道

正看護師になるまでのチャート
国家資格である看護師のことを、俗に正看護師と言います。
誰でも国家試験を受験できるわけではありません。受験資格を得るためには看護教育を受ける必要があります。
高校を卒業してから看護師になろうと思ったら、専門学校、看護大学、看護短期大学のいずれかへ行くことになります。
学費の安さなどから、看護専門学校を選択する人が多いです。看護大学では、保健師や助産師の受験資格も得られます。専門学校でも、数は少ないですが保健師の受験資格を得られる4年生の総合カリキュラム校があります。

准看護師への道

中学校卒業からのチャート
都道府県知事試験によって資格を得られるのが「准看護師」。看護師よりも簡単に免許を取得できるので、早く働きたい人はまず准看護師になるという選択肢も。
中学校卒業後、准看護学校へ進めば、18歳で准看護師になれます。
医師や看護師の指示の元、患者さんの看護を行いますが、実際の仕事内容は正看護師とほぼ変わりません。
ただし、准看護師制度を廃止して看護師へ一本化しようという流れがあることは知っておいたほうが良いでしょう。

准看護師から看護師資格を取得するには?

准看護師から正看護師へのチャート
准看護師として働きながらでも、看護師を目指すことができます。

奨学金を上手に活用しよう!

普通、奨学金は返済しなくてはなりません。ところが、看護学生の場合は返さなくてもいい場合がほとんど。
もちろん条件があります。卒業後に、看護学校の関連病院で○年間働いてくれたら返済を免除するなどです。
都道府県が運営する奨学金もあります。都道府県内で5年間働けば返済を免除してくれるなどです。複数を併用すれば、一人暮らしで学校へ通うことも可能です。

公開日:
最終更新日:2016/09/08